大径で細身のウレタンリングを加工しました。

こんにちは。
堀部鉄工所です。

本日は、かなり難易度の高い加工のご紹介。
本来なら、治具を製作して加工する案件なのですが
お客さんが、とにかく特急で加工して欲しいとのご依頼の為
治具を製作せずに加工対応致しました。

はい。何が難易度が高いかですって?

それは薄肉で細身すぎるからです。
サイズはΦ500 x 20ℓ。

(蒲郡みかんは美味しいですけど、気にしないで下さいね。)

この様なワークは、クランプが超絶厳しいのです。

四ツ爪で内側からクランプするのですが、ほんの少しの力加減で
ワークの姿勢(真円度)が変わってしまいます。

かといって、あまり緩いと加工中に飛んで行って非常に危険。
だから保持治具が必要なのですが、今回はその治具すら製作する
時間が無いと言う事で、弊社がチャレンジさせて頂きました。

クランプの力加減は、ダイヤルを当てながら慎重に行い、
最終的には長年の経験を信じて、刃物を当てて削っていきます。

今回も無事に製作することが出来ました。
ご用命いただき、ありがとうございます。

堀部鉄工所では、他社でお断りされた案件も
出来るだけ前向きにチャレンジさせて頂きます。
ただし、加工単価は少しだけ高くなることはご了承下さいね。
治具を製作する費用に比べればお値打ちですから。

お問い合わせはお電話かこちらまでお気軽にどうぞ。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。

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