油切れで焼き付いてしまったシャフトや経年で傷が入ってしまったローラーを補修します。
主に溶接肉盛りして再切削の形をとりますが、状態によっては焼き嵌め修正も行います。
最近ではこの様な修理に対応できる業者が少なくなってきました。お困りのご担当者様は
お電話かこちらまでお気軽にお問い合わせ下さい。
シャフト/ローラーの肉盛り修理の流れ
- 溶接にて肉盛りを行います。
- シャフトに使用されている材質により溶接棒を変えてシャフトの変形やに注意しながら
肉盛りしていきます。ピンホールも出来るだけ少なくなる様に肉盛りします。
- 旋盤加工
- 図面寸法を確認しながら、旋盤にて切削していきます。
お客様の設備ダウンタイムを最小限にするために弊社は最大限の努力を致します。
- 寸法確認の上、納品
- 加工した部位の寸法精度や面粗度など、チェックの上納品いたします。
メリット
お値打ちなコストで修理できます。
新作する場合は、材料費、データ、加工費用、表面処理費、その他などなど
色々必要になってきます。
修理の場合は、少しの材料費と技術料、加工費で対応できます。
設備のダウンタイムを縮小できます。
シャフトやローラーを新作する場合は、それなりの時間がかかります。
早い物で数週間、場合によっては数か月かかる場合があります。
修理なら、数日で対応可能な場合もあります。
もちろん、シャフトやローラーの構造やサイズによって修理期間は
変動ありますが、新作よりも確実にダウンタイムが縮小出来ます。
SDGsに寄与できる
修理可能なら出来るだけ修理して使いましょう。
金属で出来たローラーやシャフトは限りある資源です。
有効に使いましょう。
これがSDGsですよね。
デメリット
あまり負荷のかかるシャフトやローラーには向いていません。
搬送用のローラーはあまり負荷はかからないですが、圧延ローラ等は高負荷がかかります。
高負荷の場合は材質を変えての新作もご提案していますので、
こちらもお気軽にお問い合わせ下さい。
修理前よりシャフトの振れが大きくなる可能性があります。
振れに関しては、最大限注意を払って施工しますが、どうしても溶接や焼き嵌めの工法上の熱が入り振れが大きくなる場合があります。
そのため弊社では、ロール部分で芯を取り直して再切削しますがその工法でも振れが取り切れない場合もございます。
そういったケースは、工事着手前に懸念事項としてお伝え致します。
ご了承の程お願い致します。
シャフトの表面がメッキなどで仕上がっているタイプは多少の擦り傷が入る可能性もあります。
加工には十分注意を払って施工致しますが、どうしても梱包を外してクランプする必要があります。
保護用のシムなどを挟んで加工致しますが若干の傷についてはご了承をお願い致します。